甘夏

テレビで河内晩柑の放映をしていた。甘いと驚いていた。オレンジ、グレープフルーツの輸入自由化で日本のミカン農家は全滅すると言われていたが確かに打撃は受けたが和製グレープフルーツ、レモン、デコポン、八朔など沢山の柑橘類が開発され、それぞれに生き残っている。河内晩柑のテレビは愛媛の話で、愛媛は柑橘類宝庫だが、その昔私の居た大分佐賀関も柑橘類が多い所で、今でも時季になると八朔が送られて来る。先日その八朔を送ってくれる方から、甘い夏柑が手に入ったので送ると電話がかかって来た。何時もは酸味が強いので甘夏は食べないが、木成りの夏柑で大変甘く食べているとの事。送られて来たのは甘夏とセミノールだった。甘夏は普通早めに取り室で追熟させるので肌が綺麗だが、木成りの甘夏なので昔の夏ミカンの様に肌があまり綺麗で無かったが甘く酸味もあり大変美味しかった。セミノールはアメリカで開発され導入されたオレンジ系の柑橘で紅く、皮が薄く、酸味が有るが甘く濃厚な物で、大分、和歌山で全国の3分の一づゝ生産されていると云う。5、6月が旬のみかんだそうだ。

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