木版画

ここ10年絵を描くこともなく、油絵具は固まりかけて居る。もともと私は高校生時代から絵が好きで、まず始めたのは水彩画と木版画だった。そのうち贅沢にも油絵を始めた。誰に習う訳でなく、独学サンデイペインターである。風景、花などの静物で、基礎がないのでとても人物画はダメだった。油絵に専念したとは言え、年賀状は木版画としていた。転勤の度に版木を捨ててきたが横浜に移ってから倒れるまでの版木が残っていた。何とダンボール一杯あった。中に一枚刷り上がったハガキが入っていた。丑年だ。どうも私の年賀状はマンガチックで感心しない。版木の山を見て良くもこんなに無駄をした物だと感心する。まあ楽しんだから良いか!版木は今回燃えるゴミとして処分する。

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