ワラサの竜田揚げ

ワラサの刺身用の冊を買ってきた。ワラサは鰤の小型の魚、鰤は、ボラ、スズキと同じ出世魚で60センチ前後の魚だ。90センチ以上を鰤と言い、40センチ前後のはイナダ、15センチ以下はワカシと云う。地方により呼び方は変わるがいずれの場所でも大きさにより呼び方が変わる出世魚だ。佐賀関にいた頃良くシントクと云う鰤の小さいのを食べたが、これはハマチ、イナダと同じものの様だ。ハマチは関西の呼び名だが最近スーパーで良くハマチの名前を見かける。何が何だか判らない。ワラサは鰤の小さい物らしい。刺身にして残った身をずけとした。ずけは色が悪く、見た目が良くない。そこで竜田揚げとなった。竜田揚げと云えば給食の鯨の竜田揚げを思い出す、牛肉など口に出来なかった頃大切なタンパク源だった。こんなたわいも無い事を考えながらワラサの竜田揚げを食べた。

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