黒豆

暮れとなり今年も御節を作る時期となった。トシちゃんが腰痛で腰を曲げて歩いているので、今年の御節は無しかと思っていたが、少し良くなり黒豆を煮ていた。我が家の黒豆は関西風で、ふっくら柔らかで、黒くつやのある物だ。みおつくし料理帳に主人公の大阪出身の女料理人が関西風の黒豆を煮て、黒豆はシワシワの歯応えのある物とひんしゅくかう、話が出てくる。黒豆のシワを長寿に見立て、まめ(忠実)に長寿である。おめでたい煮豆で、御節に入っているとの事。しわの無い黒豆はダメという事らしい。豆も関西はぶどう豆(丹波の黒豆)関東はがん食い豆だったようだ。私は関西風がすきなので、我が家は関西風の黒豆を食べている。豆はもちろんぶどう豆丹波黒豆飛切りである。料理は矢張り材料にありなのだ!!煮汁を切って保存するとシワが寄り関東風に近付くが関東風の煮方は判らない。

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