銀杏ご飯

今年は紅葉の時期が遅く、我が家のソロの木もやっと先週ぐらいに黄色く色付いた。街路樹のイチョウの木もやっと黄色に萌えたち冬にまっしぐらという事で、スーパーの棚に銀杏が姿を現した。銀杏は煎って良し、素揚げで良し、茶碗蒸の彩りに良し、秋の木の実を代表する食材だ。現在は缶詰、殻なし、など色々の形で棚に並ぶ季節感が無いが、矢張り皮付きの銀杏を買って来て、煎って割って使うのが楽しみだ。欲を言えば、臭いを我慢して実を拾ってきて銀杏を取り出し乾かして使いたい所だが、イチョウの街路樹は多いが、なかなか拾える所がない。そこで皮付きの銀杏を買ってくる。そんな事はどうでも良い。としちゃんは夕食に銀杏ご飯を作ってくれた。銀杏が少ない時は半割りにして炊き込むようだが丸ごと入っていた。ほんのりとした昆布の味と塩味、銀杏と米の甘み実が美味しかった。銀杏中毒と云うのが有り、食べ過ぎは禁物と昔から言われている。中毒に掛かるのは小児が多いそうだが、腹痛、吐き気、痙攣などの症状だそうだ。40も50粒も食べれば食べ過ぎで、蚕豆でも気分が悪くなる。などと考えながら萌黄色(古くなれば黄色)の銀杏を摘みながら銀杏ご飯を賞味した!!

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