あけび

リハトレに行くと机の上にあけびが飾ってあった。利用者が袋一杯持ってきたとの事。昔は秋の山の子ども達の食べ物として、家を造った頃は地区の老人会が山に採りに行らとの事。今は宅地ばかりで山は無い。従って庭木として植えられているのだろう。アケビは蔓性の植物で、楕円形の細長い実で、熟すと淡紫色となり縦に裂開し、ゼリー状の塊に黒い種がビッシリ埋め込まれている。このゼリー状の塊が甘く食べる対象となる。淡紫色の皮もほろ苦く味噌炒めや肉詰めの揚げ物味噌味など郷土料理となって居る。アケビより一回り小さくアケビに似た裂回しないムベという蔓性の植物がある。「むべなるかな」と云う言葉があるが、この植物から出たそうだ。アケビの方がポピュラーだが「アケビなるかな」とは言わないようだ!ブドウや、キウイばかりの昨今、アケビとは珍しい、ましてやムベなど植える訳は無い。「ムベなるかな!」…

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