あいうえおの詩

アメンボ赤いなあいうえお、浮き藻に小えびが泳いでる。小さい時ラジオの正しい日本語と云う放送のテーマソングで聞き覚えて居る。入院中上手く口がきけるか小声で歌ったまずまずと思ったが、息子から酔っ払った様だと言われた。STの今井君に毎日訓練を受けた。口腔体操、鼻に行きが抜けない様ストローでコップの水を吹きサ行、カ行、タ行、パ行、の発音練習、音読を繰り返し如何にか喋れる様に成った!!今でも口腔体操と吹き戻しで息吹きは続けており、時々あいうえおの詩も歌っている。あいうえおの詩は、北原白秋の詩で、劇団員が発音練習の為に使って居ると云う!!
アメンボ赤いな!あいうえお!浮きもに小えび泳いでる。
柿の木くりのき!かきくけこ!きつつきコツコツ枯れ欅。
大角豆に酢をかけ!さしすせそ!その魚浅瀬で刺しまた。
たちましょラッパで!たちつてと!トテチテタッタ飛び立った。
ナメクジのろのろ!なにぬねの!納戸で滑ってなにねばる。
鳩ポッポほろほろ!はひふへほ!日向のお部屋で笛を吹く。
まいまいねじまき!まみむめも!梅の実落ちてもみもしない。
焼き栗湯で栗!やいゆえよ!山田に灯のつく宵の家。
雷鳥寒かろう!らりるれろ!れんげが咲いたら瑠璃のとり。
わいわいわしょい!わいうえを!植木屋井戸変えおまつりだ。
以上があいうえおの詩だが、覚えて居たのはか行までで、後はネットで調べて、知ったかぶりと云う事である。