野鳥(7)鵯(ひよどり)

ひよどりは椋鳥と同じぐらいの大きさの細っそりした鳥で、頭に尖った羽がありねずみ色の余り目立たない鳥だ。ひーよー、ひーよーと鳴くので、ひよどりと云うとのこと。まだ鳴き声を聴いた事はない。スズメにパン屑を撒いてやったところ、スズメに混じって少し大きな鳥がおり、よく見ようと窓に近ずくとスズメはぱっと逃げたが、少し大きな鳥は、ゆっくりとパンを啄んでいた。なんとひよどりだった。椋鳥がいなくなったのに庭の菜っ葉が食い荒らされていたのはひよどりの所為だった。今朝もとしちゃんがパン屑を庭に撒いたところ木の上から見ていたひよどりが舞い降りてパンを啄み始めた、そこへスズメの群れが舞い降り、驚いたひよどりは飛び上がって逃げた、スズメも飛び散った。パン屑だけが庭に残った。雀は戻って来るだろうか!!