八朔とくろめ

先日、大分の杉山さんから八朔とくろめが送られて来た。杉山さんは私が新婚当時社宅アパートの管理人をしていた人で、私達は大変世話になり、娘も可愛がって貰った。以後50年近く付き合っている。スーパーにある八朔は、和歌山や広島産であり味は今一つで大分の八朔には、敵わない が大分の八朔は見かけない。大分の中でも特に私達の居た佐賀関の八朔は美味しい。くろめは昆布科のハタキの様な海藻で、豊後水道で、採取されるが、さざえやアワビの餌となるため1月から3月のみ採取解禁となる。1,2枚を棒状に巻き巻終わりを串で止めてある、佐賀関の特産品である。食べ方は、細かく刻んで、味噌汁やうどんに入れる。一寸苦味があるが、滑りが出て大変美味しい。後細かく刻んだくろめにゴマ葱を加え醤油をかけて掻き回し良く粘りを出して温かいご飯にかけて食べる。これも大変美味しい。さっそく昼食のうどんにくろめが入っていました。汁が粘り一寸ほろ苦く、懐かしい味でした。としちゃんは八朔の皮で、マーマレードを作ると云っています。楽しみです!!!!