野鳥(3)四十雀

公園の薔薇の手入れをボランティアで手伝っていた。その仲間に今自治会の副会長をして居られる安達さんと云う方がおられて,公園(町内に五ヶ所)に四十雀の巣箱を架けようと云う話で、巣箱作りをし、巣箱掛け手伝った。小学校のクラブ活動で巣箱作りを指導したり、愛好家の人達に巣箱作りの指導した。私も庭に四個の巣箱を掛け
四十雀の営巣を楽しみにした。巣箱の入口
が大きくて、雀が住み着いたり、猫に雛が
やられたり、色々あったが概ね雛が育って
巣立って行った。安達さんは、愛好家の皆さんとインターネットで連絡し合いながら活動を続けられているようだ。私は、倒れてから巣箱の手入れも出来ず、そのままにしていたので、杏の木と金木犀の二ヶ所となり、手入れをしないままであった。
ところが今年の初夏、隣の姪が杏の木に架けている巣箱からchi chi と云う声が聞こえ
四十雀が出入りしていると教えられた。
としちゃんが確認したところ確かにその通り雛の声がすると云う。そのうち声がしなくなり、親鳥の出入りもなくなった。4,5日数羽の四十雀が庭を飛び交っていた。無事巣立って野に帰ったものと安心している。それにしても、手入れしてない巣箱を使うとは,四十雀は住宅難だったのか。 その後四十雀の姿は、あまり見かけない。