麺(1)温麺

としちゃんが隣の妹のところから白石温麺を貰ってきた。温麺はそうめんの半分ぐらいの長さの寸詰りのそうめんだ。

そうめんは梅雨を越したものが美味しと言われている。それは、梅雨を越すとそうめんの油が酸化して、茹でたとき流れ油臭さが無くなるからと言われている。そうめんは茹で上がった後、冷水にさらし、ぬめりを揉み洗いする、温かいうちに揉み洗いすると手の匂いが移る。と云うほど繊細な食べ物だ。白石ウーメンは宮城県南端の白石市近辺の特産品で関西から伝えられたと言われている。そうめんとの違いは、製造時に油を使わない事だと云う。食べ方はそうめんと変わらないようだ。太めだからチャンプルが美味しいわよ!!ととしちゃんが云う。昼めしに食べるのを楽しみにしている。