朝食(2)

今日の朝食はウインナーソーセイジ、菜花のソテー、ミニトマト、新玉ねぎのスライス、発酵キャベツ、キュウリのピックルである。発酵キャベツは毎朝食に付いている。発酵キャベツはキャベツ1玉を荒い千切りとし山椒の実と唐辛子を加えて塩漬けとした物で、常温で二日ばかり漬けるとキャベツの植物性乳酸菌が働き、発酵しガスが出て酸味が出てくる。ドイツの代表的漬物だ。キャベツの切り方、塩加減で出来が変わるが矢張りキャベツの種類で味が大きく変わる様だ。今回の発酵キャベツは硬く、発酵の時間もかかったし、硬かった。新玉ねぎは甘く、菜花のソテーも柔らかく、みためも春を思わせる美味しそうな一皿となった!

胡蝶蘭

随分洋蘭は育てたが、四、五年で枯らしてしまっている。シンピジュウム、オンシジュウム、デンドロビウム胡蝶蘭、などを育てた。横浜にいた時は二階のベランダが日当たりも良く、ベランダ園芸で、野菜を作っていた。野菜の脇でシンピジューム、オンシジュウム、デンドロビウムを育てた。デンドロビウムは良く育ったがシンピジューム、オンシジュウムは四、五年でダメにした。転居の時持ってこれたのはデンドロビウム、4鉢だった。一年目は花が咲いたが夏場の陽当たりが悪く育ちが悪くダメにし、花の咲かない2鉢が残っているだけだ。今ある洋蘭は転居の時、貰った花の終わったミニ胡蝶蘭の名残だ。貰った胡蝶蘭は3株の寄せ植えだったので、バラして1株づつとして育てたが生き残ったのは2株だった。胡蝶蘭はカーテン越しの光で育てる物でそれ程陽当たりを気にしないで済む洋蘭である。その為か一年目は良く花が咲いた。二年目は育て方が悪かったのか、一本だけ花が咲いた。三年目の今年は駄目かと思っていたが花芽が二本伸び、花を付けた。但し売り物と違い花は五、六輪と少ない、まあ素人のベランダ園芸にしては三年も花を咲かせれば立派である。普通は花が終わったら捨てられてしまうのだから!さて四年目の来年も花が咲くだろうか。

朝食(1)

リタイアして横浜に帰っ来て倒れる前しばらく朝食を作っていた。13年間敦賀で自炊生活をしていたのでそれ程大変だとは思わなかったが、毎日同じメニューとする事は出来ずこれは大変だった。トシちゃんはこれを何十年もやって来たのだから大変な事だ。今でも日々朝食は同じメニューで無いのだから大した物だ!今日はカボチャのサラダ、ミニトマト、発酵キャベツ、ブロッコリー、ハムである。カボチャは北海道が主生産地で旬は6〜9月であるが3〜5月の鹿児島沖縄産があり、メキシコ、トンガ、ニュージーランドなどからの輸入品と一年中食べる事が出来る。輸入品も国産に負けず美味しい。今日のカボチャは沖縄産だが大変美味しかった。

二週間ほど前、春に先駆け先ず咲く黄色いリボン状の万作がベランダ越しに顔を見せ、桜はまだだが冬は短く早い春が来たと思ったら雪が降るなど気温の乱高下があり、早い早いと言われた桜の開花も枝が色着く程度でまだまだと思っていたがこの二日ばかりの高温であっと言う間に五分咲きとなってしまった。来週の土日は葉桜かと言う勢いだ。コロナ肺炎予防の為花見自粛と言われているから丁度良いのかも知れない。それにしても、コロナ肺炎の勢いは衰え無い桜の開花時期を心配する所では無い。

豆腐の蒲焼き

擬き物の代表は雁擬きだが鰻の蒲焼きの擬き物もいろいろ有る。群馬県太田市の茄子を使ったうなぎの蒲焼き擬き、山芋と海苔、豆腐と海苔、竹輪など色々の材料を使ったうなぎの蒲焼きもどきが有る。夕食に上がったのは豆腐の鰻の蒲焼き擬きだ。豆腐につなぎの小麦粉を入れ練ったものを海苔につけて揚げる。此れをグリルで鰻のタレを付けて焼き上げる。どの材料を使った鰻の蒲焼きもどきもうなぎのタレを使っている様だ。皮目の海苔、身側のもこもこした豆腐に鰻のタレが絡んだ様子は、実に見た目は鰻の蒲焼きの様だが、歯応えが柔らか過ぎ、今一だった。豆腐だけでなく、山芋が入った方が鰻らしくなる様な気がする。最近のカニかまが蟹より蟹らしいのとはチョット違う。擬き物はなかなか難しい。

小かぶとカニかまの酢の物

蕪は春の七草の一つの様に昔から親しまれた日本の野菜である。春の七草は芹、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、すずな、すずしろ、であり,春の七草のすずな(蕪)は葉の部分であり、現在良く食べられている根の部分ではない。蕪は色々の種類、大きさが有るが漬物、煮物で食べられる。小かぶは糠漬けで良く食べられるが薄切りにして甘酢に漬け美味しく食べられる。夕食に小かぶの甘酢漬けとカニかまが酢の物として出てきた。最近のカニかまは良く出来ており、下手をすると本物のカニより美味しい。紅白で見た目も美味しそうで甘酢と良く合い美味しいかった。

国技館の焼き鳥

コロナ肺炎のため、選抜高校野球中止、大相撲春場所が無観客興行となる事が決まり、色々のライブも中止になったり、無観客となったり大変な影響を受けている。大相撲の客席は升席と椅子席があり、椅子席は相撲協会売店で飲み物食べ物を提供し、升席は相撲協会の相撲茶屋が管理運営して、飲み物、弁当料理を提供している。国立駅のガーデンに国技館の焼き鳥があったと買って来てくれた。国技館売店で売られているものと同じらしいが包装を含めチョット貧弱だ。国技館の焼き鳥は国技館サービス(株)が国技館の地下の専門工場で焼いているものでネットでも買える。つくね2本と正肉3本で660円と市販の焼き鳥と変わらない。春場所無観客試合となり焼き鳥が余り、市中に溢れ出たのではと疑ったが。相撲の観戦時に食べたり、観戦土産としたりとして販売されるほか市中でも販売されている様だ。見た目は大した事は無いが結構美味しかった。