ハスの詰め物

ハスの料理は色々ある。今回は蓮根餅、ハス団子、煮しめ、縦切り揚げを作って貰った。酢蓮、キンピラ、ハスチップは未だだ。先日テレビで徳島のハス農家の料理を紹介していた。蓮根の穴に豆腐に削り節を練り込んだものを詰め、輪切りにしてフライパンで焼きあんかけで食べると云う物だ。熊本に蓮根に辛子を詰め揚げた辛子蓮根と云うものがある。蓮根の穴に詰め物をする料理は色々あるのだろう。徳島の蓮根料理を早速作ってくれた。味はよく美味しかったが蓮根が硬かった。どうも千葉の蓮根と徳島の蓮根は種類が違う様だ。千葉の蓮根は太くて短い、徳島は細くて長い。千葉の蓮根は一般的な外来種、徳島は在来種らしい。料理も材料の質を考えて作る必要がある。中々大変だ!

f:id:Fnishi:20180109155825j:image

だだちゃ豆おかき

だだちゃ豆は山形おブランド化された枝豆である。全国にはこの他新潟の茶豆、青森の毛豆、京都の紫頭巾、丹波黒大豆、神奈川のはねっこなどがある。ブランド化が全国に浸透すると高級品として売買され、ブランド名の浸透から、加工品が開発販売される。山形のだだちゃ豆もその例に漏れず、だだちゃ豆煎餅、フリーズドライ、饅頭、パイ、クッキー、おかきなどの加工品が開発販売されている。味の良し悪しは別として、ブランド化が地域の町起こしに役立っている良い例と言える。なんの変哲ない豆入りのおかきだがだだちゃ豆のネームで高級感がある。

f:id:Fnishi:20180107125446j:image

すぐき漬け

暮れから正月に掛けてテレビで良く色々の漬け物の話題が出て来る。飛騨の赤カブ、山形の赤カブ、野沢菜、広島菜、京都の柴ずけ、すぐき漬けと!それぞれ食べたことがあり美味しいが中々手に入ら無い。最近マルシェが各地に出来ているが其々の地域を代表しており、横浜のあざみ野ガーデンのマルシェは群馬地区であり、時期になるとこんにゃく芋が出て来た。国立駅のマルシェは京都地区の様でこんにゃく芋はないが丸すぐき漬けがあったと買ってきた。すぐき漬けは結構高価であり、丸すぐき漬けはチョッと手が出無い、そこで手安く買える刻みすぐきと云う事になるが殆ど味付けが多く、すぐき本来の味を楽しめ無い。丸すぐき漬けが山積になって安かったと言う。お茶漬けで食べると最高だ。娘の大好物でもある。来たら食べさせてやりたい。来るまで冷蔵庫で寝かせておこう。

f:id:Fnishi:20180109124708j:image

クロッカスの水栽培に失敗

クロッカスの水栽培用のケースと球根を手に入れ、水栽培を始めた。まず根が伸びて陽に当て目が伸びる筈だが根が伸びたのは1球だけ、他は根が伸びず芽が伸び始めてしまった。中には根が伸びず芽も出ず腐って萎れてしまった物もある。水栽培用のケースに水を張り球根を乗せて窓際に置いておいたのが間違いだった。ネットで調べると水栽培ケースに球根をセットして冷蔵庫で2週間以上寝かせて根が出て芽が動き出した所で明るい場所に出すと書いてあった。考えてみれば秋口に花壇に植え寒い冬を越して春芽を出し花を付けるのだから、暖かい窓際の明るい場所では根が出る訳は無い。冷蔵庫で球根を騙せと言う事だ。間違って根の出た1球だけでも花が咲けばと思っている。球根を水に浸ければ根が伸びず芽が出て花が咲くと思ったのが馬鹿だった。次は間違え無い様にしよう!

f:id:Fnishi:20180108183011j:image 

ぶり大根

暮れに大分佐賀関からぶりが送られて来て、ぶり大根を作ったことは書いた。天然ぶりで神経抜きで硬く歯触りが良く美味しかったが北陸の鰤や養殖の鰤の様に脂が多くなくぶり大根は今一だった。我が家は良く、鯛、ぶりなどのアラを煮る。アラは魚の頭、腹身、中骨、釜、などで、刺身の冊や切り身を取った残りで、正式な料理にはなら無いがあら煮などにすれば切り身と変らず美味しい、上手く鰤の良いアラが手に入ればあら煮を楽しめる。ただし魚を見る目が無ければ駄目だ。と言う事で良い脂の乗った鰤の腹身が手に入ったとぶり大根を作ってくれた。腹身の骨をシャブリ出しながら脂の乗った鰤を楽しみ、味のしみた大根を食べた。コレがぶり大根だ。ぶり大根はアラで充分だ!

f:id:Fnishi:20180107120007j:image

蓮根団子

暮れにトシちゃんの妹の陽子さんから送って貰った蓮根で直ぐに蓮根餅を作って食べたことは書いたが今年は喪中なので酢蓮などの御節は作らず、酒のお供のハスチップも無しと正月にはあまり活躍しなかった。それでも人参ゴボウ大根と煮込みハスの美味しさを味わった。蓮根団子はと言うと揚げ物でなく煮物として出て来た。人参、ゴボウ、タマネギなどの野菜の微塵切りは入らず鶏ミンチがガッパリ入った団子だった。団子は蓮根が入っているのでつるりとした食感で中々美味しかった。すまし汁で人参ゴボウの千切りが入り、白髪ネギがトッピングされていた。揚げた蓮根団子とまた違った味だった。その内、天ぷらやハスチップが出て来るだろうと楽しみにしている。

f:id:Fnishi:20180107113555j:image

海老姫

海老煎餅と云えばカルビーのカッパえびせんがえび煎餅の代表だと思われて居るがカルビーかっぱえびせんは海老煎餅と言うより海老味の安物スナックであり、海老煎餅とは程遠い。海老煎餅はカルビーの様にカサカサでなく、歯応えのある煎餅らしい物が良い。全国各所に名古屋の坂角堂のゆかりの様な高級品から、知多の袋菓子の様な物まで色々の海老煎餅がある。正月娘が海老姫と云う海老煎餅を持って来てくれた。立川駅で買って来てくれたようだが名古屋の桂新堂と云う店で製造販売している煎餅で、抹茶、アーモンド、柚子、海苔、黒豆、かぼちゃ、赤エビ炙り、小粒の丸いせんべいと赤海老姿焼きがセットで一袋となっており、坂角堂のゆかりに負け無い中々の高級品だ。チョット無理したかな、正月だからまあ良いかな!!

f:id:Fnishi:20180106103044j:image