蓮根餅

蓮根は年末から出回る。ここ数年トシちゃんの妹の陽子さんから暮になると蓮根が送られてくる。九月は蓮根の時期にはまだ早いのに蓮根餅が食卓に上がった。多分テレビで蓮根餅が紹介されたのだろう。蓮根は一年中スーパーの棚にあるから旬で無くても蓮根餅は作れる。年始には陽子さんから貰った蓮根で蓮根団子を作ったが蓮根団子と蓮根餅はどう違うのだろうか。蓮根団子は鶏ミンチを入れると言うが我が家の蓮根団子は鶏ミンチは入っていないので、同じ様な気がするが今回の蓮根餅は片栗粉で無く白玉粉を使っている事木耳とちりめんじゃこを入れているところが違っている。塩味でそのまま食べた。蓮根団子は甘酢あんを絡ませて食べた。こんなところが違うだけで同じ様な物だ!

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カナッペ

カナッペとはオードブルの一種で、語源はフランス語の長椅子で、長方形のパンをトーストしバターを塗って食品を載せたり塗ったりした物の事だ。現在はパンだけで無く、クラッカー、野菜など色々のものが使われている。今日のカナッペはパンだがフランスパンだ。フランスパンをカリカリにトーストしクリームチーズを敷き鯖缶のそぼろをトッピングした。フランスパンがパリパリとした歯触りでクリームチーズと鯖のそぼろが混じり合い、なんとも言えぬ歯触りと味になり大変美味しかった。

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えびせん(ゆかり)

横浜でお隣だったTさんの奥さんと奥さんのご両親が訪問された。ご両親とも大病を患われたが完治し大変お元気になられ溌剌とされていた。横浜を離れ一年に近くになるのでお会いするのも一年ぶりだ。転居の時お譲りしたみかんの木は無事活着し新芽が出始め来年は実が成りそうだと楽しみにしておられる。色々とお土産を頂いたがその中に坂角総本舗のえびせん(ゆかり)があった。坂角総本舗は愛知県の会社でご両親も愛知県にお住まいで関連あるのだろう。坂角のゆかりはデパートなど以外ではなかなか手に入らない。ゆかりは私の好きな菓子の一つで、孫娘も大好きな菓子の一つだ。トシちゃんは娘に取りに来いと電話している。娘はスープの冷めぬ距離にはいないが我々が転居して家が近くなった。何かあると呼びつけられる。私も助かる事が多いがえびせんで呼びつけられるとは娘はなかなか大変だ!

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多摩川梨

国立市は消防、警察、税務などの行政の一部を立川市に依存して居るが一橋大学を始め私立高校など多くの学校が立地しており学園都市を名乗っている。一方多摩川沿岸谷保、矢川地区は農地がまだ沢山残っており、農のある国立市とも言っている。前住んでいた横浜では浜梨と言って梨園が有名だったが国立でも谷保に数軒梨園があり、多摩川梨と言って直売している。横浜にはぶどう園がなく山梨までブドウ狩りに行っていたが国立には谷保に一軒ぶどう園があり直売している。先日トシちゃんは自転車を使って梨園に出かけた。時間帯が悪かったのか、落ちた実の様なものしか無く、殆ど送り用の物が主体だったと言う。それでも6個程度五百円と安かったし、自転車で来たのだからと買って来た。そこでブドウ園の話を聞き、ブドウも2房買って来た。梨はどうにか食べられると言う程度の酷い物だったがブドウは甘く大変美味しかった。梨は値段が値段なので仕方がないと思うが、廃棄する様なものを売り付けるとは農家もタチが悪い!!

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わさびニシン

昔からそうらん節に唄われるように北海道と言えばニシンだ。しかし私が苫小牧で過ごした時期は、殆ど獲れ無くなっていた。大正時代には100万トンと言う漁獲量が昭和30年には一万トンを割り、現在  鮮魚は国内産だと言うが身欠きニシン、など加工品は殆ど輸入品となっていると言う。現在のニシンは北海道産である。ニシンには全国各地で色々の加工品が作られている。昔からの物、最近出て来たもの色々ある。私の出会ったものは、北海道の糠ニシン、お切り込み 、会津のニシン漬け、敦賀のニシン寿司、ニシン蕎麦に使っている京都のニシンの甘露煮、ニシンの昆布巻き程度である。全国的にはまだまだあるだろう。先日トシちゃんが北海道のわさびニシンと言うのを買って来てくれた。新しく開発された製品のようだ。最近の北海道でのニシンの漁獲はわずか二千トンと言うが新製品を開発しないと輸入品に駆逐されてしまう様だ。海外との競争は大変だ!!

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そーめんかぼちゃ

そーめんかぼちゃは金糸瓜と言われ、19世紀に中国から渡来し、能登の伝統野菜となっており、ズッキーニと同じヘボかぼちゃに属し栄養的にはキュウリに近い、茹でて水に晒すと糸状となりシャリシャリと涼しげに食べられる。素麺のようにつゆにつけて食べたり、酢の物として食べる。7~9月に収穫され、長持ちすると言う。その色合い形状、歯触りから夏の食卓涼しげな食材となっている。横浜で昔義父が貰って来たのが初めてで、その後何度か食べて居るが好んで、食べるほどの物でもない。

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トルティーヤ

トルティーヤを買って来た。トルティーヤはメキシコのパンで確かタコスを作るのに使う、トウモロコシの平焼きのパンだと思ったが、買って来たものは小麦粉で出来ている。最近はトウモロコシでなく小麦粉でもトルティーヤというのだそうだ。トルティーヤに挟んだのは、レタス、紫玉ねぎ、アボガド、スモークサーモンでマヨネーズと粒マスタードで味付けられた。サルサで味付けられ、唐辛子の辛さがあれば小麦粉のトルティーヤでもタコスと言う事だが、サルサなしなのでトルティーヤという事らしい。ちなみにサルサソースとは、スペイン、中南米で使われる液状の調味料で唐辛子の味が強いソースだと言う。トルティーヤはタコスと違いパンチの欠ける物のようだ。チョット変わった味だが美味しかった!

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